2011年06月18日

復興増税反対に与野党210名が署名

復興増税反対に与野党210名が署名

復興増税反対に与野党210名が署名 政界再編や代表選に影響も
2011.6.17 01:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110617/plc11061701590001-n1.htm

 超党派議員連盟の「増税によらない復興財源を求める会」は16日、東日本大震災の復興財源に関し、増税ではなく復興債や埋蔵金を活用すべきだとする声明を発表した。民主、自民両党などの衆参両院議員約210人が署名しており、近く政府に申し入れる。予算や税制協議が山場を迎える中、与野党からの「増税反対」の大合唱は、大連立構想など今後の政界再編や、菅直人首相の後継を決める民主党代表選に影響しそうだ。

 政府の復興構想会議(議長・五百旗頭(いおきべ)真防衛大学校長)が11日に公表した第1次提言案の骨子で、消費税などの基幹税を復興財源に充てる臨時増税の検討を明記するなど、復興増税の流れが形作られつつある。20日に成立する見通しの復興基本法案も、あらかじめ復興債の償還の道筋を明らかにするよう規定している。

 これに対し、声明は「国民1人当たり数十万円の大増税になる可能性がある。デフレが続いている日本経済へのダメージは計り知れない」と批判。その上で、復興債の全額を日銀が買い切りオペレーションを行うことで当面の財源を確保するよう求めている

 署名には西岡武夫参院議長、自民党の森喜朗、安倍晋三両元首相らベテランに加え、民主党の小沢一郎元代表に近い山岡賢次副代表ら中堅・若手議員、みんなの党の渡辺喜美代表らが名前を連ねている。 

16日の議連会合に出席した安倍氏は「増税は経済成長にマイナスとなる。デフレを脱却し、しっかりと成長させることが、復興への道だ」と指摘した。

 民主党内では、首相に批判的な小沢元代表をはじめとする勢力が「増税反対」を主張。これに対し、次期代表選の有力候補である野田佳彦財務相は消費税増税に前向きで、「ポスト菅」選びの重要な争点となる可能性が高い。



Posted by かてきんさん at 09:58│Comments(0)
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